Google検索上位表示要素TOP3を公式発表

Google検索画面

昨年10月、GoogleがRankBrain(ランクブレイン)を発表した際、SEOにとって「3番目に重要なランキングシグナルである」という発言がありました。その時に、1番と2番は何だろうと思い、どう考えてもあれとあれだろうと思っていたら(2016年1月12日「最新SEO情報 2016年1月」 にも書きました)、公式に発表されましたのでここに書きたいと思います。私でも思うくらいなので、みなさんが想像されていたとおりだと思います。

RankBrainって何?

そもそも3番目に重要なランキングシグナルであるRankBrainとは何でしょうか。

このRankBrainとは、ユーザが検索する言葉から、何を探しているかを解釈し、様々な形でその答えを提供する方法を理解するアルゴリズムのようなものです。RankBrainはAIがベースになっていて、学習していきます。人間のように、学習を重ねて賢くなっていき、自ら進化していきます。

曖昧な言葉を的確に理解しようとする高い処理能力を持っています。人間が持つ推測力に似た力を持っています。たとえば混雑した場所で会話していて、すべてを聞き取れなくても会話ができるようなものです。たとえ以前に一度も受け取ったことがない言葉であったとしてもその意味を推測し、的確に処理していきます。率で言うと、Googleが今までに見たことがない検索窓に入力される言葉(約15%)において、RankBrainがそれを処理してきました。

検索上位表示要素TOP3

GoogleのGreg Corradoは、以前「RankBrain」を3番目に重要なアルゴリズムと言及しました。それでは、1番目と2番目は何でしょうか?

今回のGoogleが2016年3月23日に開かれた「GoogleQ&A」で公式発表した検索上位表示要素TOP3を書きます。

1位2位 リンク、コンテンツ

3位  RankBrain

これまで一般的に言われてきた見方ほぼそのとおりであり、リンクとコンテンツが重要となっています。コンテンツと呼ばれるものの中には、もちろんキーワードを含まないと意味がないので、コンテンツの中にキーワード対策も含まれていると見ることができると思われます。

SEO対策(検索上位表示の方法)

リンク、コンテンツ、RankBrainが検索上位に重要なウェイトを占めるのであれば、どんな対策をしたらよいかについて書きたいと思います。

SEO対策のポイント

1)被リンクを増やす

信頼性の高いWebサイトからの被リンク(リンクされること)を増やすことが最も重要と考えられます。質の高いWebサイトからリンクされると良いと言われます。逆に何の関連性もないようなWebサイトから大量に急にリンクされてしまうと検索順位が下がったり、最悪検索に出て来なくなるので、それはおすすめしません。

2)内部リンクを充実させる

内部リンクとは自社のWebサイト内にはる内部のリンクのことを指します。

たとえば、商品A、商品B、商品Cというページが3ページある場合、それぞれが商品ページという大分類から個別に商品Aページ、商品Bページ、商品Cページと別々にあるだけよりも、商品Aと商品Bの間でもつながっていたほうがユーザが回遊しやすく、親切なサイトになると思います。また、このページに集中させたいと思われるページに目がけて内部リンクすることも効果的だと思います。

ブログの記事を増やすこともかなり有効だと考えられます。

3)キーワード対策を施した文章作成

キーワード調査・選定した後の文章作成作業について書きます。具体的にはいつのタイミングだったかもう忘れてしまいましたが、2015年年末に1記事最低でも2,000文字以上あると良いというGoogleの発言がありました。具体的な文字数というよりは、内容に厚みがありユーザが求める記事量というところがポイントかと思われます。このブログも3,000文字以上はありますが、最近思うことは10,000文字くらいあったほうがよいのではないかということです。(それ以上になると読んでいて苦しくなります…。)ひたすら親切に書こうとすると、短い文章で済むはずがないと考えられます。

4)応用的部分まで網羅した内容

RankBrainは関連性を見ています。関連性は検索上位達成のうえで必須の要素です。

ユーザの問題解決のために親切であることというのを実現するために関連性を重視しているのではないかと考えられます。

・これを求めているユーザは他にも関連したこの情報が知りたいのではないか

・このあたりを応用的に網羅しておくと理解が深まり、ユーザにとって有益かもしれない

おそらく上記のような考えのもとで関連性を重視しており、上記のような内容が書かれていると、深みのある価値の高いWebサイトであると判断され上位表示される率が高まると考えられます。

SEOの今後のゆくえ

周知のように、人工知能(AI)の目覚ましい発達により、もうSEO対策は要らないんじゃないかという意見もあります。 Pepper(ペッパーが登場したときに感じたのですが、「今から伏見駅まで行きたいんだけどどう行けばいい?」と聞いて、どんぴしゃで答えてくれたら、検索して探すという行為がなくなっていいなと思いました。検索することが面倒です。検索して一番上から「これかな」「あれかな」と答えを探す時間がもったいなく、最初から「これ」と教えてくれたほうがいいなぁと思います。

2011年2月16日に(米国時間)、IBMリサーチの質問応答(QA)システム「Watson(ワトソン)」が、米国の人気クイズ番組「Jeopardy!」(「ジョパディ!」)に挑戦し、2ゲームを通じて、人間を負かし、最高金額を獲得しました。囲碁の世界では機械が人間を負かすにはあと10年は必要だろうと言われてきましたが、2016年1月下旬、人工知能のほうが勝ってしまいました。技術的には検索しなくてももう良い時代になっているんじゃないかと勝手に思っています。

ですが、検索しても検索してもなかなか目的にたどり着けないことも多く、人工知能の検索においての精度はまだまだだなぁと思うことが多いので、今の時代においては、まだSEO対策は必要なんじゃないかと思います。そのうちいちいち何も考えなくてもほしい情報にすぐにたどり着ける時代が来ると良いなぁと思います。それはおそらく、検索窓に文字を打ち込むような原始的な作業ではない時代のはじまりだと思います。

Web制作会社が不要になる時代

現在では、国内でも小学生のうちからプログラミングの授業をするところまで出てきました。文部科学省も力を入れ始めた感があります。新卒の社員がWebサイトを作れてしまったらもうWeb制作会社に依頼することはなくなるんじゃないかと思うくらいです。

先月、名古屋のデザイン会社様からWebデザインについてセミナーに来るように言われてお伺いしたのですが、デザイナーさんに対して明らかに釈迦に説法なので、非常に恐れ多く、その点前置きをした上でお話させて頂いてきました。印刷物からWebへという時代の流れで、もともと印刷物のデザインをされていた方がWebデザインもされるという形にかなり前からなってきました。

私がいつも願っていることはお客様の「最終目的を叶えること」です。もちろんデザインも最終目的を叶えることが目的じゃないかと思います。「最終目的」を明確にすることから、「ターゲット」を事細かく設定すること、最終目的達成に最適な施策をとること、のような順序でお話させて頂きました。最適な施策のあたりは、デザイン面では要らないんじゃないかと思ったのですが、Webはサイトだけではなくて、こんなに幅広く様々ありますということをお伝えしたかったので、最後のほうにお話をさせて頂きました。

デザイン会社さんがWebデザインをお得意とされるようになって、プログラミングは企業様の社内で対応され、デザイン等できない部分だけデザイン会社さんに依頼される時代が到来するかもしれないと思います。以上、かなり個人的な未来予想でした。でも、来そうですよ。

最新SEO対策

最新SEO対策の方法について、前述をまとめます。

  1. 被リンクを増やす
  2. 内部リンクを充実させる
  3. キーワード対策を施した文章作成
  4. 応用的部分まで網羅した内容

よくSEOは死んだ、と言われます。本当にそうでしょうか?

今検索しても自分のたどり着きたいところにたどり着けないので、まだまだ要るんじゃないかと思うんです。ユーザのためにしっかりと言を尽くして書いたものであれば特に何もする必要はないと言われることもありますが、そこまで発達していればよいのですが、現状思うようにまだ出てきません。まだ人工知能に寄り添う時代がしばらくは続くと思われます。

ここまで、かなりあれこれ書いてきましたが、SEOは水物ですぐ変わってしまうような移り変わりの激しいものですので、現時点での見解として見て頂けたらと思います。SEOについては今までの流れから今回の発表までを見ての意見を書きましたが、そのほかについてはあくまで個人的な考えであることをお断りしておきます。

ブレイクタイム

桜

桜がきれいな季節になりました。

桜の季節になると、入試に合格した時に母親に「桜が咲いたよ」と電話した時のことを思い出します。いきなり合否を言うのが言いづらかったので「桜が~」と言った覚えがあります。卒業してから学校のありがたみを非常に痛感します。

かなり前からWebマーケティングについて書きたいと思っているのですが、今回は大きなSEOについての公表があったので、こちらを優先しました。

それではまた次のブログでお会いしましょう!